「キレイになりたい」「ダイエットになる」「身体の不調が良くなる」･･･
そんな理由でヨガを始める人も多いですね。

本来の目的からみると、これらは副産物に過ぎません。
一番大切なのは、「今ここにいる自分に目を向ける事」
ヨガが目指すのは「人がよりよく生きていくための方法を探す事」なのです。
ヨガは心の質を高めてくれます。

ヨガの語源はサンスクリット語の「一つになる。結ぶ」を意味する「ユジュ」
という言葉であり、心と身体の調和を求めるヨガの思想を現しています。
心で考えている事と身体の行動が一致すると人はより自由に幸せになるはず。

でもストレスの多い現代に生きる私たちは
心で思っている事と実際に行なっている事が違って
心と身体がばらばらになってしまい、不調を起こす人も多いです。

その二つを結び付けてくれるのが「呼吸」です。
呼吸は心を映す鏡です。気分の良い時は深くゆっくり、
怒っている時は呼吸も浅く速くなってしまいます。

ヨガのポーズは、この呼吸を意識しやすくするためのものとも言われます。
ポーズの形がキレイに取れることが大切なのでは無いのです。
各ポーズでどれだけ自分の内面と向き合っていけるかが、ヨガにおける上達です。
そうする事で表面的な事にとらわれることなく、
物事の本質を見極める力も身に付けられていくでしょう。

ヨガは柔軟性も年齢も関係なく、どなたでも行なえるものです。
強くそしてしなやかで調和の取れた心と身体を作っていきましょう！